※この用語集は専門書や解説書などを元に当社が独自に作成・編集したもので、他の用語集と内容が異なる場合があります。
- かくど / 角度( 略称記号:° )
- 記号は角度数値の右肩に付ける。
- かしたんぽせきにん / 瑕疵担保責任
- 売買・請負などの有償契約において、その目的物に隠れた瑕疵があった場合、買主または注文書の契約解除・瑕疵修補・損害賠償などの請求権に対して、売主または請負人の負うべき担保責任。
- がらり
- 「がらり」は羽板を平行に取り付けたもの。通風・換気・日照調整・目隠などの目的で、戸・窓・欄間・空気抜きなどに用いられる。
- かりぐみ / 仮組み
- 仮に組み立てること。製作物(作品)や構造物を点検するためにおこなう。これにより予め製作物全体の構成や仕上がりの状態が確認でき、部材間のおさまりや組み込み部品の調整、展示品とのバランスなどを図ることができる。
- かんかく / 間隔( 略称記号:@ )
- 記号は寸法数値の前に付ける。
- かんりょうとどけ / 完了届
- 確認申請を受けた建築物・工作物などの工事を完了した場合に、建築主が建築主事に届け出る文書。
- きざい / 基材
- 下地材料のこと。表面に紙・布・単板などを接着剤で貼り付けたり、塗装したりするための下地となる合板・石綿スレート・石膏ボード・鉄板などをさしていう。
- きじ / 木地・生地
- 木材の木目・板目がそのままの地をいう。下地の材料をさして素地ともいう。
- きそ / 基礎
- 上部構造の荷重を地盤に伝える下部構造の総称。
- きゅうのちょっけい / 球の直径( 略称記号:SΦ )
- 記号は寸法数値の前に付ける。
- きゅうのはんけい / 球の半径( 略称記号:SR )
- 記号は寸法数値の前に付ける。
- くたい / 躯体
- 建築物の建具・造作・仕上げ・設備などを除く、主として強度を受け持つ構造本体部分。
- くるい / 狂い
- 曲がり・反り・捩れ・踊り・暴れなどの材料の変形、あるいは寸法の間違い。誤差一般のこと。
- けこみ / 蹴込み
- 壁面の床に接する部分の壁面よりの引込みをさしていい、「蹴込みをつける」という。
- けられる / 蹴られる
- 視界からはずれる、という意の現場用語。本来見えるべきものが、何かに遮られて見えなくなる場合にも使われる。
- けんちくきじゅんほう / 建築基準法
- 建築物の敷地・構造・用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命・健康・財産の保護を図り、公共の福祉の増進に資することを目的とする法律。
- けんちくぶつ / 建築物
- 土地に建設され人間が居住その他の目的に供する空間を構成する物体。
- けんどん / 倹飩
- 上下に一筋の溝があって、蓋や戸あるいは看板を、まず上の溝にはめ込み、ついで下の溝に落とし込む「上げ落とし式」の構造をいう。
- こうぞうけいさん / 構造計算
- 構造物に加わる自重・積載荷重・積雪・風圧・土圧・地震・衝撃などの外力に対し、安全であるかどうかを確認するため、応力・断面などを数値計算すること。
- こうていひょう / 工程表
- 製作期間の全般を円滑に、かつ手順よく進行させるためのもので、各部分の作業量を時間・日数に換算して作成された行程の図表。
- こうばい / 勾配
- 傾斜の度合いのこと。建築では直角三角形の斜辺が底辺に対してなす角度でいう。
- ごうはん / 合板
- 1~3mmの単板を何枚も積み重ね、接着剤で張り合わせて1枚の板としたもの。厚さが薄いわりに強度があり、くるいが少なく加工もしやすい。
- コーキング / Calking
- 外部サッシのまわり、カーテンウォールの隙間、コンクリート板のジョイントなどに、水密または空密の目的をもってパテ状の充填材を詰めることをいう。
- こぐち / 木口
- 木材の繊維に直角な横断面。「きぐち」ともいう。
- こば / 木端・小端
- 板などの木口でない材端面。傍(そば)ともいう。